オリジナルタオル

オリジナルタオルの種類

シルクプリント

オリジナルタオルの制作方法は、デザインや数量などによって適切な方法があります。
今回は、シルクプリントをご紹介します。
オリジナルタオルを制作する際に、より綺麗により安く制作出来るように参考にしてくださいね。


シルクプリントの魅力

今回ご紹介するのは、オリジナルタオルでは定番のシルクプリントになります。
昔からある制作方法で、弊社でも今も昔も同じやり方を継続しています。
デメリットは、1色毎に型が必要なため、小ロット向きではありません。
しかしながら、メリットの方がたくさんあります。
単価が安い、生産能力高い、色合わせが可能、50枚~制作可能、仕上がりの肌触りがふんわりなど魅力はたくさん。


染料インクと顔料インク

シルクプリントでは、染料インクと顔料インクの2種類のインクがあります。
染料インクと顔料インクの大きな違いは、仕上がりの肌触りです。
染料インクでプリント加工をする際は、プリント後に蒸し洗いを行います。
インクと定着させるためと、余分なインクを落とします。
それに比べて顔料インクは、蒸し洗いの工程が必要ありません。
仕上がりは、染料インクに比べると顔料インクの方が若干硬くなるのがデメリットです。
しかし、工程が少ない分、顔料インクはより安く制作出来ます。
オリジナルタオルを制作する方法では、単価は一番安いのではないでしょうか。


染色

シルクプリントの大きなメリットの一つで、色合わせが出来るのはポイントです。
染料インク、顔料インクどちらも色合わせが可能なので、チームや企業カラーが決まっている場合は色指定が出来ます。
DICやPANTONEなどの色見本帳から指定するか、色サンプルをお借りするかどちらかの方法で色合わせが可能です。
ただし、全く同じ色にするのは不可能なのでより近い色になるイメージだと思ってください。


全面柄と中柄プリント

デザインを制作する時に、ベースの色を先に決めるのではないでしょうか。
オリジナルタオルを制作する時に、全面柄と中柄プリントの違いを知っておくと少しでも安く制作かもしれません。
全面柄とは、タオルの端まで全面にプリントする方法です。
ベースの色が好きな色でプリント出来るので、タオルのデザイン性は重視出来ます。
ただし、裏面は白色になります。
しかし、オリジナルタオルを少しでも安く作りたいと思う方もたくさんいると思います。
安くなる方法が、中柄プリントになります。
ベースの色は白ベースでタオルの端から2㎝程度内にデザインをしたデザインが中柄プリントです。
四方に2㎝白枠があるようなイメージですね。
価格重視でオリジナルタオルを制作したい場合は、顔料インクで中柄プリントをすると単価は一番安く制作出来ます。
この方法は、どこのタオル屋さんで制作しても同じなので覚えておくと良いかもしれませんね。


デザインの注意

全面柄と中柄プリントの違いをお話しましたが、シルクプリントでは再現出来ないデザインもあります。
まず、グラデーションは出来ません。※グラデーションっぽくする事は出来る可能性があります。
シルクプリントでは、1色づつプリントするので基本的にグラデーションを表現することは難しくなります。

デザインが細かすぎる柄だったり、小さい文字などは潰れてしまう可能性があります。
こちらは、顔料インクよりも染料インクの方が潰れやすくなります。
オリジナルタオルを制作する際の、デザインは少しでも細かいデザインを避けるとどの加工方法でも綺麗に仕上がるのではっきりしたデザインがオススメです。


まとめ

今回は、シルクプリントについてお話しました。
オリジナルタオルを制作する際には、色々な制作方法があり、シルクプリントは昔からある職人の技術を継続している伝統のプリント方法です。
実際に、シルクプリントでオリジナルタオルを制作したことがある人や今から制作を検討している人は、一枚一枚手作業で職人がプリントをしている温かみを感じてもらえると嬉しいです。
弊社でも、シルクプリントは毎日しておりますので、お問い合わせください。
オリジナルタオルを制作する際の加工方法、シルクプリントについてでした。
最後までありがとうございました。

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