インクジェットの種類
■染料インクジェット印刷
染料インクを使ってタオルに印刷していきます。
染料を使用しているので、印刷後は蒸し洗いの作業があります。
インクジェットなので、色数制限は無しでグラデーションも可能です。
仕上がりも柔らかい使いごごちの良いタオルになります。
■顔料インクジェット印刷
顔料インクを使ってタオルに印刷していきます。
染料インクとの工程の違いは、蒸し洗いをする必要が御座いません。
そのため、印刷が終わるとすぐに出荷出来るので環境にも優しい加工工程になります。
染料に比べると触りごごちは若干硬くなるのが、デメリットになります。
メリットは染料より安く、納期が早いのが特徴です。
インクジェットのメリット、デメリット
■メリット
インクジェット印刷の1番のメリットは、小ロットで色数無制限で制作出来るところになります。
通常のシルクプリントでオリジナルタオルを制作する際は、1色につき型代が必要だったり、100枚以上だったりとハードルが高く感じる人もいるかもしれません。
インクジェットなら型代不要で1枚から制作可能なので、気軽にオリジナルタオルを作れます。
そして、工程が少ない分納期が早いのも特徴です。
インクジェット印刷は、グラデーションや色数を無限に使ったデザインを作りたい人や小ロットで作りたい人に向けては最適な加工方法になります。
■デメリット
先程の紹介通り、インクジェットは色数無制限や小ロットに適した加工方法です。
逆に大ロットになると、シルクプリントに比べて価格は高くなります。
オリジナルタオルのデザインを作成する場合は、このあたりの知識があれば少しでも価格が安くなるデザインを考える事が出来るのではないでしょうか。
小ロットはインクジェット印刷、大ロットはシルクプリントで制作すると単価は安くなります。
逆にインクジェット印刷の大きなデメリットは、大ロットでは少し単価が高くなるだけで、その他は使い勝手も仕上がりも良いタオルと言えるでしょう。
インクジェットタオルの特徴
■仕上がり
インクジェットタオルの仕上がりは、印刷後の後縫製になるので、基本的に四方はメロー縫製となります。
ハンカチサイズ~バスタオルサイズまで全て同じ仕様で完成します。
後縫製のメリットは、印刷面が綺麗に仕上がります。
また、ダイカットや特殊なサイズも制作可能です。
■生地
インクジェット印刷をするタオル生地は、基本的に高密度シャーリング生地になります。
普通のシャーリングタオル生地よりも、パイルとパイルの隙間が高密度になっているため印刷面積がより多くなり綺麗に仕上がります。
普通のシャーリング生地でも印刷可能ですが、高密度シャーリング生地に比べると仕上がりの色が薄くなります。
まとめ
■インクジェット印刷のフルカラータオルは、小ロットや多色向き
■印刷後の後縫製なので、仕上がりが綺麗で形も自由
■安く作りたい場合は顔料インクジェット印刷
■高密度シャーリング生地を使用
オリジナルタオルを制作する際のポイントは、数量と色数のバランスがとても大事です。
綺麗にお得に制作したい場合は、オリジナルタオル制作会社に相談しながらデザインを考える方が良いかもしれませんね。
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