オリジナル手ぬぐいの魅力
こんにちは。今回は手ぬぐいの魅力についてお話していこうと思います。
まず、皆さんは手ぬぐいを触った事はあるでしょうか。
ご存じの人は多いかもしれませんが、タオルよりも薄い生地です。
手ぬぐいは、綿100%で生地が薄いので、吸収性は良くて、乾きやすい生地になります。
また、オリジナル手ぬぐいを制作する際は、タオルに比べると単価も安く制作出来ます。
ノベルティや記念に配る時に制作する場合が多いイメージですね。
手ぬぐいのプリント
手ぬぐいのプリント方法は大きく分けて3種類が定番です。
まずは、一番単価が安く制作出来る顔料シルクプリントでは、タオル同様型に型を作って1枚づつプリントする方法です。
1色毎に型が必要となるため、小ロット向けではありません。
インクジェットでもオリジナル手ぬぐいを制作出来ます。
こちらは1枚から制作可能で色数は無制限なので、小ロットで制作する際はインクジェット一択になるでしょう。
基本的には、シルクプリントとインクジェットは顔料インクが定番になります。
最後に、注染(ちゅうせん)と言う方法でオリジナル手ぬぐいを制作する方法があります。
こちらが伝統的なプリント方法で、色を注いて染める方法になります。
染料インクを使用して、プリントする方法です。
特徴としては、手ぬぐいの裏まで色がしっかり抜けています。
シルクプリントやインクジェットでは、裏面は白無地になりますが、注染の場合は、裏面まで色がしっかり抜けるので、表も裏もデザインがプリントされています。
こちらも、型が必要なので、小ロット向きではありません。
手ぬぐいのメリットとデメリット
オリジナル手ぬぐいを制作する際に、一番のメリットは価格が安いところでしょうか。
タオルと比べると、単価は安く、デザインも綺麗に表現出来ます。
また、手ぬぐいの素材が好きな人は多くいらっしゃいます。
風合いや使いやすさなどは、タオルよりも好きな人にとってはオリジナル手ぬぐいを制作するメリットはたくさんありますね。
オリジナル手ぬぐいのデメリットも少なからずあります。
プリント方法によっても異なりますが、タオルに比べて手ぬぐいメーカーが少ないため、納期がかか場合があります。近年は、職人の後継者不足により、更に職人の数が減っている現状です。
特に、手ぬぐいの生地と注染のプリントをする職人不足は解消されていません。
また、注染の仕上がりは、とても美しく、伝統を感じる手ぬぐいになります。
しかし、注染は白が滲む事が特徴となるため、デザインの制作は少し難しいかもしれません。
複雑な柄や、色の使いなど、デザインによって金額も変動します。
注染の滲みは、注染の味でもあるのですが、滲む事によってデザインイメージが違ったり、柄が潰れてしまう可能性もあります。
デザイン重視の場合は、シルクプリントがインクジェットの方が良いかもしれませんね。
まとめ
オリジナル手ぬぐいを制作するポイントは、デザインやプリント方法などで大きく変わってくるので、何を重要視するかを決めてから制作する方が良いかと思いますね。
伝統的な注染の手ぬぐいを制作する際は、デザインや仕上がりを含めて、相談しながら進めましょう。
日本の伝統工芸とも言われる手ぬぐいは、職人さんの数も減少しています。
もっと、手ぬぐいを世界に、世の中にと思っております。
村井捺染でも、オリジナル手ぬぐいを制作出来ますので、もっと手ぬぐいを広めましょう。
オリジナル手ぬぐい制作のご相談は、お問い合わせください。
最後までありがとうございました。
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