今治タオルと泉州タオル
こんにちは。
今回は、メイドインジャパンで有名なタオルをご紹介します。
今治タオルと泉州タオルの違いとは?
国内でのシェアや特徴などをご紹介します。
こちらもオリジナルタオルを制作する際に、参考にしてみてはいかがでしょうか。
今治タオル
今治タオルは、上品なブランドを確立することに成功しております。
海外や日本でも【今治タオル】と聞けば、高級なイメージがあるのではないでしょうか。
今治ブランドタグが付いているタオルは、今治市タオル組合の審査を通過したタオルになります。
そのため、今治ブランドのタグがついたオリジナルタオルを制作したい場合は、少しハードルが高いですね。
今治タオルの特徴は、タオルを製造する工程が先晒しであることです。
タオルを製造する工程は、別生地で今後紹介します。
また、今治タオルはタオル生地を使った商品のバリエーションが多いです。
企画力に関しては、すごく前向きな企業が多い印象です。
泉州タオル
泉州タオルは、今治タオルより歴史が長く、日本で最初のタオル産地と言われています。
泉州タオルの特徴は、今治タオルとがタオル製造の工程が逆に後晒しになることが特徴です。
今治タオルは、高級な路線を確立しましたが、泉州タオルは逆に名入れタオルなどの安価なタオルを多く製造している印象があります。(個人の印象ですが)
そのため、平地付きのタオル生地は、今治市ではほとんど製造しておらず、国内の平地付きタオルは、泉州タオルがほとんどですね。
また、泉州タオルは抗菌や防臭などの加工を得意としており、実際の使用感を重視して企画したタオルが多くあります。
国内製造のシェア
今治タオルと泉州タオルは、国内製造ではどちらが多いでしょうか。
結論から言うと、今治タオルの方が製造量は多いです。
6(今治):4(泉州)ほどでしょうか。
日本にある国産タオルのほとんどが今治と泉州で製造されている事は間違いありません。
しかし、私たちが普段使っているタオルのほとんどが実は海外産であることは事実です。
海外の輸入タオルが広まり、国産タオルの需要が減って工場がたくさん減りました。
今ある工場は、努力や戦略によって保たれている会社ばかりです。
私たち、村井捺染も今治タオルと言う日本のブランドを今後も守っていきたいと思います。
まとめ
今治タオルと泉州タオルの、大きな違いの1つが、今治タオルが【先晒し】で泉州タオルが【後晒し】になります。
各産地の特徴はたくさんありますが、今治は企画力があり、泉州はさまざまな加工のタオルを製造している印象です。
オリジナルタオルは、今治でも泉州でも制作出来ます。
全面にプリントされたオリジナルタオルは今治産、名入れタオルなど安価なタオルは泉州産で制作すると良いかも知れません。
村井捺染では、今治タオルはもちろんの事、泉州タオルも取り扱いしております。
タオルの事なら全て対応出来るようにしておりますので、ご相談ください。
今回も最後までありがとうございました。
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