タオルはいつからあるのか
こんにちは。
今回は、タオルの歴史についてお話していこうと思います。
実はタオルは、石器時代初期(200万年~10万年前)と言われています。
スイスの居住跡から木皮や亜麻などを使った織物で手や体をふいた様なものが発見されたそうです。
これがタオルの原型と言われているそうです。
タオル産業の始まり
1,850年代、イギリス人ヘンリー・クリスティーがトルコを訪れた際に、手工芸品として作られていたある織物の良質さに目を留めました。
それは、経(たて)糸と緯(よこ)糸で織られた布に、別の経(たて)糸がパイルとして差し込まれた織物で、ターキッシュタオルというものでした。
現在と、変わらない手法の織物がこの当時からあったんですね。
そうして、現在は私が使っているタオルになったんですね。
タオルが日本にやってきたのは?
タオルは、日米修好通商条約(1858年)が結ばれて以降、欧米からやって来た外国人、または欧米を訪れた日本人によって日本に持ち込まれたと言われています。 日本に公式にタオルが入ってきたとされるのは明治5年(1872年)。
タオルの発祥はトルコと言われていますが、初めて日本に輸入したのは、大阪の泉州でした。
日本では、泉州タオルの歴史が一番古い事がわかりますね。
今治でタオルはいつから?
今治は昔から綿織物が盛んな地域で、伊予綿ネルと呼ばれる綿織物を製造していた阿部平助が、1894年(明治27年)にタオルの製造を始めたのが今治タオルの歴史の始まりと言われています。
泉州タオルに続き、今治タオルの始まりは20年以上も後だったんですね。
まとめ
今回は、タオルの歴史についてお話しました。
泉州タオルが今治タオルより20年以上も歴史があり、タオルの歴史は遥か昔から続いてるものでした。
今の形になるまでに、さまざまなタオルが開発されたでしょう。
私がオリジナルタオルを制作できるのも、遥か昔いる人間の知恵のおかげです。
今もまだ、タオルは進化し続けています。
村井捺染でも新たなタオルを開発しています。
是非、お問い合わせください。
最後までありがとうございました。
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